ロチェスター(ニューヨーク)

画像の国際会議(ICIP2002)で,ロチェスター(ニューヨーク州)に行ってきました. ロチェスターは,五大湖のひとつオンタリオ湖の近くの都市です. 街の中心部にはビルが林立していますが,そんなに大きな都市ではありません. 着いたのが週末だったせいか,街は閑散としていて,治安も良いのか悪いのか よく分かりませんでした.後日,少し馴れてくると,安全で,住人はとても親切 な街のようです.おそらく郊外の家に皆住んでいて,車で街中のオフィスや, 郊外の工場(コダックなどがありました)に通勤しているのだと思います.

英国からは,ボストン経由で来ました.ボストンで確実に荷物をピックアップし, 所定の場所にドロップしたにもかかわらず,ロチェスター空港では荷物が出て来ず, 係員と長い時間話をしました.係員曰く「明日の便で来るかも知れない. とにかく24時間待て」との事ですが,私の方は「1ヵ月の北米ツアーの最初から 荷物が紛失してはとても困る」と,怒りと憤りをぶちまけていました.

仕方無く,クレームの証明をもらい,ホテルに行きました. 着替えも無い状態です(歯ブラシ髭剃りなどはある). 翌日,ホテルのフロントに荷物が届いていました. ホッとひと安心しました.

ボストンでの乗り継ぎの際に,機内持ち込み手荷物を非常に厳重にチェックされ, 英国ヒースロー空港では何にも言われなかったもの2点がゲートで引っかかり ました.ひとつはコルク抜き,もうひとつはドイツで購入した旅行携帯用の カード型の7つ道具のはさみ(刃渡り12mm)でした.仕方無いので,チェックイン カウンターに戻り,交渉して,適当な箱を用意してもらって,これら二つの小物 を荷物として預けました.なお,この荷物は,ロチェスターの空港ではちゃんと 出て来ました.

昨年9月のテロの影響で,警備がいまだに厳重のようです. 飛行機に乗る直前にも,機内持ち込み荷物(パソコン等)を いちいち開けさせられました. でも,よく見ていると,厳重にチェックされているのは, 中国人とか日本人のようです.これって差別ですよね?!



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Norikazu IKOMA - Nov.23, 2002 - ikoma@comp.kyutech.ac.jp